私は身体が固いです。
とっても固いです。
幼少期はバレエを習っていたのでかなり柔らかく、正座してそのまま後ろに倒れることもできるくらいだったのですが、今では見る影もありません。
そしてそれがちょっとだけコンプレックスでした…。
そんなある日、ネットサーフィンしていると、とある本を見つけました。
こちらの「どんなに体がかたい人でもベターッと開脚できるようになるすごい方法」という本です。
どんなに体がかたい人でも!
私のような人でもいけるのか!?
…と期待を込めて早速購入。
今回はその体験談です。
開脚とは?
この本では、「開脚=脚を大きく開いて両ひじが地面につく」と書かれています。
本当は上半身全部をベターッとつかせたいけど、今は両ひじすらつかないので…。
まずは両ひじを地面につかせることを目標にしてスタート。
ストレッチの内容
この本では、基本のストレッチ2つと週替わりのストレッチ1つが紹介されています。
なので毎日3つのストレッチをすることになります。
基本のストレッチは次の2つ。
タオルストレッチ
片脚の裏側にハンドタオルをかけ、ひざをピンと伸ばしたまま両手でタオルを頭の方向に引っ張り、脚を揺すりながら30秒キープ。反対側の脚も同様に。
シコストレッチ
①ひざを外側に向け、脚を肩幅の倍程度開いてお尻を落とし、両手をひざ近くの太ももの内側に置く。
②上下に小刻みに20回ほど揺する。
③次に肩を片方ずつ内側に入れ、同時により強く腕で太ももを押し、脚のつけ根と背中をストレッチ。
タオルストレッチはハンドタオルを使うのですが、始めたばかりの頃はハンドタオルではギリギリ手に届くか届かないか…というレベルでした。
そのギリギリ具合では痛くてつらいので、ハンドタオルをやめてバスタオルで始めました。
身体が伸びる感覚が気持ち良いストレッチです。
シコストレッチは結構負荷があります。
股関節が固いからでしょうか?(このストレッチは股関節を柔軟にするのに良いそうです)
腕で太ももを押していくと手も足もだるくなって、20回でも大変でした。
この本の良いところ
この本の良いところは、「基本のトレーニング2つと週替わりのトレーニング1つ」というトレーニングの構成です。
基本のトレーニングは毎日していると覚えるので、週替わりのトレーニングを調べるときだけ本を開けば良くて楽ちんでした。
それから、トレーニングで代用できるものを紹介しているところも良かったです。
週替わりトレーニングの中にドアを使ったものがあるんですが、ドアがない場合のストレッチ方法も紹介されています。
我が家は適当なドアがないので助かりました。
この本の悪いところ
ここはちょっと…と思ったのは、トレーニングの解説ページが少ないところ。
もっと別角度からの写真を増やすなどして詳しく解説してほしかったです。
いや、要点は分かるので問題ないんですが、後半の小説の方がトレーニング解説よりページ数が多いのはどうなのかと。
いきなり小説が始まったときは「!?」となりました。
確かに小説の中には考えさせられる言葉(開脚もできない人間が~)はあったんですが、小説にかなりのページを割いていたので、受け入れられない人もいるんじゃないかなあ。
4週間やってみた結果
さて、ストレッチを真面目に4週間続けてみて開脚できたのか?
その結果は…
できませんでしたっっ!!( ;∀;)
そう簡単に開脚はできなかったようです。
ただ、始めたばかりの頃に比べると、身体が柔らかくはなってきているとは感じました。
タオルストレッチもバスタオルじゃなくてハンドタオルでできるようになりましたし。
筋金入りの身体の固さを誇る私には、4週間では厳しかったのかなあと。
もう少し身体が柔らかい人ならできたのかもしれません。
結果として開脚はできませんでしたが、目標を持って毎日少しずつでもストレッチを続けるというのは楽しい時間でした。
ちゃんと毎日継続できたので、自分に頑張ったなと言いたいです。
ストレッチだけでなくダイエットも頑張ろう…!(夏が近づいているのに産後太りが解消されていない)